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博多弁専務の奮闘記2-その2

対話で学ぶ経営改善へのABC 2― その2 ―

 さぁ、今年はひつじ年。経営企画室が発足して、気持ちも新たに経営革新に挑戦する博多弁専務ら3人にとって今年は一体どんな年になるのでしょうか?

【どうやったら、老舗ば活かせるっちゃろか?】~ブランド・エクイティによる暖簾再活性

(初詣の参道を歩きながら…)
 専務 神社はこの時期、賑おうとるね。参道の店屋は土産物屋も、団子屋も、飴屋も、何処も看板に「元祖」と書いとるばい。やっぱり、お客さんも安心するんやろ~かね?
 コンサル でも、それだけではないみたいですよ。じっくり見ていると、同じような「元祖」の看板がかかっていても、人が集まっているところには人が次々と集まってきているし、全くその反対のところもありますね。
 室長 本当ですね、看板だけで商売するのは、難しくなっているのでしょうか。
 コンサル そうですね。確かに看板も大切ですが、より重要なのは、初詣の時によく家族と一緒に食べたとか、お年玉と一緒にもらったとか、そんな良い経験の記憶のような気がします。
(経営企画室に戻って…)
 専務 昔は、黒田屋鶴亀堂の菓子を食べて、「ほっと安らげる甘み」を感じるのを楽しみにしてくれていたお客さまがたくさんいらっしゃったとにねぇ。どうやったら、老舗の暖簾ば活かせるっちゃろか?
 コンサル 「暖簾」を今風にいえばブランドです。身近なブランドとして、すぐに思い浮かぶのは、鶴の子、雷おこしや丸ボーロなど、数限りはありません。ただ、共通して言えるのはそのブランドに対する経験や知識が、それを選ぶ理由になっていることでしょう。
 室長 確かにそう言われてみると、営業で商品広告は打っていますが、年配の世代はともかく、若い世代には黒田屋鶴亀堂の菓子といってもピンと来ないのかもしれませんね。
 コンサル 言うまでもなく、長く続いた暖簾というのは、他にはない貴重な財産です。その暖簾を有効に活かすには「ブランド・エクイティ」という考え方にヒントがあるかもしれません。
 専務 「ぶらんど・えくいてぃ???」
 コンサル はい、「ブランド・エクイティ」と一言でいっても様々な解釈があるのですが、要は「消費者がそのブランドを知ることで得られる、そのブランドを選ぶだけの価値」のことです。
 専務 「知ることで得られる価値」か。つまり、お客さまにうちのブランドをよう知ってもらって、その価値ば判ってもらわんといかんというこつたい。そして、うちのブランドをどれだけ、記憶の中に留めてもらえるかが大事なんやな。
 コンサル そうですね。ブランド再活性が必要な場合は、お客さまのブランドへの記憶が薄れてきたり、ブランドが提供するものとお客さまの嗜好とがずれているのが原因のようです。そこで、これらを見直して伝えていくことが再活性の第一歩なのではないでしょうか。
 室長 そう言えば、ブランド管理を航海に喩えた話を聞いたことがあります。それは、どんなに立派な船であっても、大海にでれば、強風に煽られ荒波に揉まれてしまうので、海の状況変化を正しく読み取って、うまく舵を取らないと目的地へは辿り着けないという話でした。
 専務 ブランド管理も環境変化に応じた舵取りが必要ちゅうわけやな。これまで、そこが足りんかったのかもしれん。
 コンサル もちろん、それをマーケティング支援活動と連携させていくことは忘れてはいけません。
 室長 つまり、製品、価格、チャネル、そして、顧客に対するコミュニケーションといった戦略が重要ということですね。
 コンサル その通りですね。ひとつの主ブランドだけではなく副ブランドを組合わせた製品・価格戦略や、単に販売だけに止まらず、お客さまに商品を体験して頂いて、直接の声を聞くことのできる喫茶店舗でチャネル戦略とコミュニケーション戦略を組合わせるなど、様々な工夫が考えられます。
 室長 でも、正直に言うと、戦略、戦略とちょっと、迷ってしまいそうですが…(笑)
 専務 う~ん、室長も、よう勉強しとうやないね。頼もしかたい。今年はひつじ年だけに、「迷える子羊」にならんように、経営企画室でビジョンと戦略ば、しっかり立てて会社を引っ張って行かなたい。そして、お客様にとっても、社員にとっても良か年にせんとなぁ。(一同ウナヅク)

(登場した屋号はフィクションで実在のものとは関係ありません)

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