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朝日のように希望に満ちて|社長古川連載コラム
2013年9月1日
変革への環境作りと個人としての意識

先月のコラムにおいて、変革を確実に起こすために必要な4つのアクションについて記載
をしました。読んで頂いた多くの方からメッセージを頂きました。
「4つのアクションそれぞれの重要性もそうだが、周囲と協働の重要性についての視点は
 今の私にとって新たな気付きだった・・・。」
多くのコメントが、このようにそれぞれのアクションの必要性以上に、変革活動を起こす
際の難しさと、そこに対するアプローチへの共鳴でした。

そこで、今月のコラムでは、この変革活動についてもう少し踏み込んで考察をしてみたい
と思います。

先月の分析と実行をつなぐ「言葉」を受けて、実際に変革の現場において、困難な状況
を乗り越えるために必要な要素とは何でしょうか。
私は、この部分が現場の力だと考えています。日常業務をこなすという意味の現場の力
ではなく、課題を設定し、解決をしながら進化していく現場です。

私たちが変革支援のコンサルテーションサービスを提供させていただく際に重視をさせて
頂き、強化させていただく箇所が、まさにこの「現場」です。いろんな書籍等で述べられる
「オペレーションマネージメント」も、この点についての重要性を述べているように思います。
書籍に記載のある「オペレーションマネージメント」における「オペレーション」は、ビジョン
や競争戦略を実行するために必要な活動を日常業務に落としているものと理解をされて
います。
そうなんです。
お判りでしょうか。
成長するもしないも、戦略の優劣以上に差が出るポイントが、この「現場」なのです。
この「現場」こそが、会社の姿を示しているものなのです。
考えてみると、多くの会社や組織では同じような仕事が存在します。製造、営業、総務、
経理・・・等々。
ところが、仮に同じ仕事をしているといっても、各会社や所属している組織によって大きな
違いがあります。
だからこそ、ここが差別化のポイントとなるのです。だからこそ重要であり、強化すべきもの
でもあるのです。

では、このような「現場」の力をどのようにつけていくことが必要なのでしょうか。
私は、この「現場」の力を強化するためには次の3つの視点から全体的な組織力変化の
構造を把握することが重要であると考えます。
3つの視点とは、1)個の力、2)チームの力、3)組織の力の3つの力だと思っています。
この3つの階層があり、それぞれに強化をしていくことが必要ではないでしょうか。

1)個の力
   「現場」はそこで働く個々人の力が大きく左右します。また、この力を出すことが出来る
   環境も必要となります。個々の力の底上げは勿論必要ですが、個々人が能力を高め
   ようとする高い意欲を持った環境が必要となってきます。
   そうすることで、個々の力が高まり、行動活性も上がっていきます。
2)チームの力
   個の力を高めるための環境、意欲を高い状態で維持することができる環境が整い、
   それぞれが変革へ意欲を持ち取り組み始めると、そのことを更に進化・発展させ
   る必要が出てきます。個々人は、しっかりと闘っているが、「属人的」である状
   態では、継続的な変革活動とはなり得ません。そこで必要なものが、チームの力
   です。チームの力は個人の力を更に高めるために有効です。切磋琢磨する仲間、
   お互いに協力をしあう仲間がいることが、変革活動の質を上げ、継続性を高める
   要素となります。
3)組織の力
   個の力が高まり、更に高めようと意欲が継続できる環境がある。
   そのような高い意識の個が、更に仲間と切磋琢磨しあう。
   意識、能力が高い仲間と協力し合うチームが存在する。
   このような状況でも、変革活動は進みますが、これだけでは弱いとも言えます。
   この状況に何をプラスするのかというポイントが「組織の力」です。
   現場での創意工夫やアイデア等が生み出され、問題解決をしていく個人やチーム
   を、如何に継続的に、発展的に維持していくのかという視点です。
   それは、このような活動が成果を生み出し、独自のノウハウが蓄積され、組織として
   の行動規範や自信が確立され、常に変革活動が継続される状態であるということ
   です。
  
このような3つのステップが完成した時、その組織の変革活動は継続的に進化を図りな
がら続いていきます。これまでの経験からも、この状態になった組織の変革は著しいもの
があると実感をしています。
最初は、変革の火をつけることに全力を注がなければなりません。
しかしながら、火が付き、その継続的に大きくする仕組みがあれば、一度、ついた火は
消えることなく、大きなパワーとなるものです。このような仕組み創りこそが、変革を確実
に進めるためのステップなのです。

みなさんの組織では、このような力が発揮される環境がありますか?

日常の多くの現場では、その忙しさに追われ考える時間を取れないということを一種の
言い訳として、変化を嫌う傾向があります。同じことを繰り返した方が楽ですし、何よりも
無難だからです。
だからこそ、上記のステップのスタート点は、個々の力であり、その力を発揮することが
できる環境です。
組織が構築するべきは、まさしく、環境です。

その中で、私たち一人一人は、どうあるべきなのか。

何かおかしいと感じることがあった時に、その「おかしい」から目をそらすことなく、自ら拾い
上げ、「この問題は私が解決する」という強い信念を持ち、行動できる個人が求められるの
ではないでしょうか。
リーダーシップとは、リード・ザ・セルフから始まるとも言われます。

今こそ、変革を推進できる組織となるべく、私たち一人一人の行動が、変革への情熱から
始まるように高い意識を持つべきなのでしょう。
そういう高い意識と志を持って、日々の仕事と向き合っていたいものです。

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