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朝日のように希望に満ちて|社長古川連載コラム
2013年6月1日
経営環境の変化をどのように捉えるべきか

先月のコラムを記載したらすぐに、多くの経営者の方々からメッセージや相談を頂きました。
多くの経営者の方が、常に現状に満足せず、次のステージを目指し考え続けられていること
を改めて感じるとともに、ここでの情報発信にも大きな期待をかけて頂いていることにしっかり
とお応えできるように私自身も取り組んでいきたいと思います。

さて、今月のテーマは、前回の企業を見る4つの視点にもつながるテーマ「経営環境の変化」
をどのように捉えるのかということにします。
この視点は、戦略を立案する場合にも重要なものとなりますし、これだけ経営環境が大きく、
しかも激しく変化する中での意思決定は難易度を増します。
これに対して、私たちはどのような思考をしておければいいのかについて考えてみたいと
思います。

まずは、環境変化という概念について考えてみます。

私たちが経営を行っている環境は、変化をしています。
ある日、突然大きな変化が襲ってきたと感じる象徴的な変化がマスコミでも取り上げられます。
これまでは想像もつかなかったような変化が突然に起こったように感じるものです。
競合他社が新たに進出してくることもあるでしょうし、代替品が市場に投入されることもあるかも
知れません。
とにかく、大きな変化であり、これまでの考えが通用しないような変化です。

しかしながら、それは本当に突然なのでしょうか。

私は、きっと違うだろうと思います。
突然に起こるなんていうことは、現代ではほとんどないのだろうと思うのです。
変化は、前述したように突然に起こったと感じることはあるかも知れませんが、決して突然に
起こることはないのだろうと思うのです。
私たちの認識の問題のように思います。
それまでの変化の予兆を感じることが出来ない場合に、或いは知らない間に変化が進行し、
表面に現れるような大きな変化の形として初めて知った場合に、変化が突然に起こったと
感じるのではないかと思うのです。
体型と似たものがあるのかも知れません。
ずっと近くで見ていると日々の変化を見ているから、大きく変わっていることに気付きにくく
なります。しかしながら、久しぶりに会うと、その変化に気付くといったように・・・。
間違いなく、日々少しずつですが変化をしているのであって、そのことを知らないと、変化が
さも突然に起こったと認識してしまうのではないかと思うのです。

つまり、環境の変化を考える時、重要なことは「変化の予兆をしっかりと認識できるかどうか」
がポイントなのです。
環境の変化をどのように捉えるのかという観点であれば、まずは、この日々刻々と変化して
いる環境をしっかりと把握し、その少し先の未来を予測することが重要な要素となります。

次に、変化した環境変化をどう解釈するのかという観点から考えてみます。
これは前述した内容とは違いますが、現状をどのように認識するのかという観点からも重要
な見方です。

この観点で重要なことは、大局を見るということです。
例えば、現在の日本経済は、戦後の強さを誇った輸出型製造業主体の経済から、徐々にサ
ービス業主体の経済へ変化しているという変化を大局観を持って読み解けるのかという点
です。
例えば、この例でいれば決して輸出型製造業が成り立たないというものでもなければ、製造
業が衰退をするということを指しているものでもありません。ただし、これまで強かった輸出型
製造業の考え方や特徴は、世界企業との競争の中で強みでなくなってきているということを
認識する必要があり、サービス産業の特徴を理解した中で強みを再構築する必要があると
いうことを認識しないといけないということを指しています。

そのように解釈をすると、これまでの戦略や業務プロセス、そして人材育成に至る社内の
様々なもの考え方は、大きく変化させなければならないと認識できるはずです。
つまり、変化に対応する必要性を感じることが出来ると共に、その変化への対応する方向
性についても考えることが出来るのです。
これが、変化に対応する際に必要な要素となります。

起こった変化を冷静に、大局として捉えることと、その対処法をしっかりと考えることが出来
る必要があるのです。

大きく、そして激しく変化が起こる時代であることは間違いありません。
その変化に対応をしていくことが、企業を継続させるために重要であることも昔から変わった
訳ではありません。
このような時代だからこそ、変化を冷静に捉え、起こった変化は分析をし、そして、これから
起こるであろうことも考えながら変化に対応をしていく。
そのような企業や組織の風土が、環境変化が激しい時代に求められているものなのでは
ないでしょうか。
そのような企業風土の上に、これからの戦略が作られるからこそ、競争環境の中で勝ち残
っていくことができるのではないかと考えます。

変化が起こることを前提に動いていきましょう。

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